菅原千瑛

　プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月2日の第1試合に出場したBEAST X・菅原千瑛（連盟）が大物手を連発し、今期10戦目でうれしい初トップ。33歳のバースデーを自ら祝ったが、この勝利を近づけたのは東1局に訪れた会心の一発ツモだった。 【映像】麻雀の神からプレゼント♪誕生日の一発・ツモ・裏ドラで跳満に 　菅原は前日までの9試合でトップなし。3ケタマイナスを作っていたが、それでも個人成績ではチーム4人中トップと、どん底状態を示すような状況だった。なんとか自分だけでも浮上のきっかけになりたいと臨んだ試合では、ヘアメイクの進めでお団子ヘアにリボンをつけたかわいらしいヘアスタイルで登場。ファンの目を楽しませると、立ち上がりから攻め立てた。 　東1局、赤牌1枚に1メンツ、両面ターツが2つとまずまずの配牌をもらった菅原は、順調に手を育てて9巡目に5・8筒待ちのリーチ。この段階ではリーチ・平和・赤だった。するとここで麻雀の神から誕生日の祝福か、一発で8筒をツモり上げて、リーチ・一発・ツモ・平和・赤に、裏ドラ1枚と追加プレゼント。気持ち良すぎるの跳満が完成した。 　ファンからも「バースデー一発」「誕プレか」「おめでとう」「バースデーパッツモ」「牌が祝福してる」といったコメントが殺到。このアガリで勢いに乗った菅原は、その後も親で跳満、さらにオーラスでも跳満と、1試合で跳満の3回の猛ラッシュ。6万5200点という快勝で、今期初勝利を挙げていた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ　2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）