「ファイト感じる」と意欲 ベラルーシ女性宇宙飛行士
【モスクワ共同】ベラルーシの女性宇宙飛行士マリーナ・ワシレフスカヤさん(33)が20日、国際宇宙ステーション(ISS)への21日の打ち上げを前にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地で記者会見し「ファイトを感じる」と意欲を見せた。タス通信が報じた。 ソ連崩壊後のベラルーシで宇宙飛行を果たす最初の女性。ロシアの宇宙船ソユーズで、ロシアのノビツキー飛行士らと共にISSに到着し、12日間過ごした後で地球に帰還する。 19日にオンラインで2人と会談したベラルーシのルカシェンコ大統領はノビツキー飛行士に「米国人が彼女を自分のモジュールに連れ去らないよう気をつけてほしい」と冗談を飛ばした。