【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】選考順位は20位でも勢い十分な飯田風音を狙う
<10日・岸和田競輪・前検日> <記者コラム・野口雅洋 1000円勝負> 飯田風音は4場所連続優勝中。尾方真生、柳原真緒、尾崎睦ら、今回も人気しそうなメンバーを倒し続けてきた。それでも「何も変えていません。なので、運じゃないですかね」とサラリ。 今回の飯田の選考順位は28人中で20位だが、選考期間(昨年10月~今年3月)の後にグーンと成績を伸ばしている。4月の久留米GⅠでも決勝こそ逃したが、初戦と最終日に勝利を挙げた。「運とは思うけど、勝てているのは自信にはなっている。GⅠの決勝に乗りたいですね」。初戦、準決ともに3着に入れば、念願の決勝だ。 今回出場の東日本のメンバーで飯田は、近4カ月の2連対率では尾崎、小林莉子に次ぐ3位。3連対率は石井貴子に次ぐ2位だ。5度目のGⅠ出場だが、今回は決勝へ進むだけの力が十分にあることを数字が示している。 ▼5R(飯田風音) このレースでは、2連対率では尾崎睦に続く2位。2人でワンツーへ。2=5―全。 ▼3R(松坂洋平) 和田圭が病気のため当日欠場。急きょ初日から走れることになった。新山響平と松井宏佑がもがき合いになりそうだが、タテ脚がある松坂が追い込む。相手は捲る佐々木悠葵。6=1―23489。