『のだめカンタービレ 最終楽章』から15年、キャストの今 のだめの“恋敵”演じた俳優は不祥事から復帰果たす
上野樹里と玉木宏が主演を務め、一世を風靡した『のだめカンタービレ』シリーズ。二ノ宮知子による同名漫画を原作に、クラシック音楽をテーマにした青春ラブコメディーで、2006年にフジテレビ系で連続ドラマが放送された。2008年にはスペシャルドラマが放送され、2010年には『のだめカンタービレ 最終楽章』として前後編で映画化。前編の公開から15年経ったということで、この記事では作品を彩ったキャスト陣の現在をまとめた。 【写真】『のだめカンタービレ 最終楽章』公開から15年! キャストたちの今 ■上野樹里(野田恵) 本作の主人公の1人“のだめ”こと野田恵を演じたのは上野。のだめは、音楽を一度耳で聴けばそのとおりにピアノを弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むのが苦手。玉木が演じる千秋真一に一目惚れをする。 ドラマ『のだめカンタービレ』で大ブレイクを果たした上野は、2008年にはフジテレビ系のドラマ『ラスト・フレンズ』で性同一性障害の役柄を演じて役の幅を広げる。2011年に『江~姫たちの戦国~』の江役で大河ドラマ初主演を果たした。2019年には『監察医 朝顔』で13年ぶりにフジテレビ系月9ドラマの主演に。本作は根強い人気で、2025年1月3日には『監察医 朝顔2025新春スペシャル』が放送される。 プライベートでは、2016年にロックバンド・TRICERATOPSの和田唱と結婚した。 ■玉木宏(千秋真一) 本作のもう1人の主人公・千秋を演じたのは玉木。音楽一家に生まれた千秋は“超”エリート音大生で、ピアノ科に在籍しながらも独学で指揮を勉強し、指揮者を目指している。 本作出演後も、2012年に大河ドラマ『平清盛』(NHK)、2015年に連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、2022年に『極主夫道』(日本テレビ系)など数多くのドラマに出演。映画へも多く出演しており、2023年に『沈黙の艦隊』、2024年に『ゴールデンカムイ』など話題作にも続々出演している。他にもナレーションなどでも活躍。プライベートでは2018年6月に女優の木南晴夏と結婚し、2020年に第一子が誕生した。 ■永山瑛太(峰龍太郎) 情熱的なヴァイオリン奏者・峰龍太郎を演じたのは永山瑛太(当時の芸名は瑛太、2020年に改名)。2012年に『ラッキーセブン』(フジテレビ系)、2013年に『最高の離婚』(フジテレビ系)、2021年に『リコカツ』(TBS系)、2023年に『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)など、圧倒的な存在感でコンスタントに作品に出演している。映画や舞台でも活躍し、プライベートでは2010年に歌手の木村カエラと結婚。現在2人の子どもがいる。 ■水川あさみ(三木清良) 水川が演じたのは三木清良。水川は本作出演後、2011年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(NHK)に出演。その後も2014年に『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)、2022年に『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)、2023年に『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)など話題作へ出演した。2024年には『笑うマトリョーシカ』(TBS系)にて新聞記者役を好演。確かな演技力で視聴者の心を惹きつけている。 プライベートでは、2019年に俳優の窪田正孝と結婚した。