広島・新井貴浩監督「悔しい…というのは冗談」まさに〝幸運コールドゲーム〟!
(セ・リーグ、広島0-0巨人=五回裏終了降雨コールドゲーム、6回戦、巨人3勝1敗2分、21日、マツダ)降雨ならぬ〝幸運コールド〟だった。1点を奪われた六回表の巨人の攻撃途中に雨脚が強くなって中断し、そのまま試合終了。規定により五回終了時点の0―0で引き分けとなった。新井貴浩監督(47)は「ひっくり返すチャンスがなくなって悔しい」と一旦は厳しい表情をつくったあとにニヤリと笑った。 「というのは冗談。やっぱり最終的には勝率。勝ち星ではないでしょ」 5回4安打無失点で勝敗はつかなかった先発・大瀬良は、幻の六回に犠飛で先制点を許していただけに「負けなかったのは良かったが、次はいい投球ができるようにしたい」と力を込めた。 チームは12―14日の東京ドームで3連敗した巨人に本拠地で1勝2分け。ここ5戦は3勝2分けで、4連勝を目指して23日からのヤクルト戦(神宮)に臨む。(柏村翔)