スターライト・キッドがなつぽいから悲願のワンダー王座を奪取!「苦しくて、辛い時間が自分を成長させてくれた」
「ホワイトタイガーSLKとして最高の年にしたい」
女子プロレス団体・スターダムは29日、東京・両国国技館にて年内最終興行『ジャパンキャンピングカーショー2025 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』を開催。スターライト・キッドがワンダー・オブ・スターダム王座を奪取した。 【動画】悲願のベルト奪取をしたキッドへ大『S・L・K』コール 試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられ、両者ともに持ち味を存分に発揮。なつぽいは腕攻めで試合の主導権を握ろうとし、キッドは足攻めで対抗。なつぽいがプランチャ・スイシーダを繰り出せば、キッドが黒虎脚殺で反撃するなど、一進一退の攻防が続いた。 終盤にはなつぽいがフェアリアルギフトやフェアリーマジックを炸裂させるも決まらず。 耐え抜いたキッドは最後に黒虎天罰からのスター・スープレックス・ホールドで3カウントを奪取。激闘の末、キッドが悲願のワンダー王座を初戴冠した。 試合後、キッドはマイクを握り、「なつぽいがやっとの思いで獲ったこのベルト、私もやっとやっとやっとの思いで獲れた! 」そして涙ながらに「私が巻いたからには、ワンダーのベルトを一番輝かせます。 来年はホワイトタイガーSLKの年にしたいと思いますので、これからも応援よろしくー!」と決意を語った。 バックステージでキッドは、「最高のライバルなつぽいから、最高の舞台両国でやっと、やっと取れました。今年中に巻きたいっていう目標がかなえられてホントによかった。諦めないで、プロレスを辞めなくて良かった」と喜びを噛みしめ「苦しくて、辛い時間が自分を成長させてくれた。なによりも諦めないことが大事なんだって」と胸の内を明かし、「女子プロレス界の可能性をもっと広げるために、このベルトをさらに重く、価値あるものにしたい」と新王者としての意気込みを語り、さらには「来年は私の10周年。ホワイトタイガーSLKとして最高の年にしたい」と目標を掲げた。 敗れたなつぽいは「取られちゃいました。キッちゃん、おめでとう」とライバルを称えつつ、「私は白いベルトが大好き。このベルトでたくさんの人に夢を与えたい。その気持ちは変わらない。絶対に取り返す」と再起への強い意志を口にした。さらに「2025年は爆走する。取れるものはすべて取って立て直していく」と述べた。 悲願のベルトを手にしたスターライト・キッド。2025年、キッドの新たな物語に注目が集まる。 ジャパンキャンピングカーショー2025 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2024 日時:2024年12月29日(日)本戦開始 17:00 会場:東京・両国国技館 観衆:4,023人(札止め) ▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 《王者》なつぽい vs 《挑戦者》スターライト・キッド 23分15秒 スタースープレスックホールド ※第24代ワンダー・オブ・スターダム王者となる。
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