鹿児島県知事選 争点 ドルフィン跡地での体育館整備に残る反対論 候補者は?
(鹿児島市・飲食店勤務60代) 「できても良い。活性化する。大人も子どもも施設があれば活用できる」 (鹿児島市・アルバイト60代) 「景観は宝物だから。すごくそこは気になる」 資材の高騰などで、事業費が当初の245億円から313億円に膨らむ中、候補者の主張が割れています。 (米丸麻希子候補) 「当然反対です。鹿児島人にとって桜島は一つの象徴でありシンボル。そこをふさいでしまう。国体は大きな体育館がないとと、急がないといけないと言っていたが、結局、各地で上手にばらけて、各地で盛り上がった。本当に大きな体育館が必要なのか。8千人が大きいのか小さいのか。そこも議論の余地がある」 (樋之口里花候補) 「ドルフィンポート跡地につくることは反対。建設費も膨張してきているし、景観や規模の問題もある。もう一度、より多くの県民が納得する形で進めるべき。 今の時点で場所がどこが良いとかいくらが予算は、軽々には言えない。313億円が適切かということについても、規模と絡んでくる問題だと思うので、そこも見直しが必要」 (塩田康一候補) 「県大会、全国大会を開催する上で、必要最小限の規模で整備する前提で313億円になった。場所を移しても整備費用、あるいは15年間の運営費も含めてのことなので、これは変わらない。見直すのであれば、どれくらいの規模のものをいくらでどこに整備をするか、具体的な話がないと」 整備計画が動き出す一方で、依然、収まらない反対の声。県の総合体育館をどうするのか?有権者の判断が注目されます。
南日本放送