アルピーヌの世界観を満喫できる! 初の体験センター「ラ・ピスト・ブルー」ル・マンにオープン
アルピーヌは、フランスのル・マンに初の体験センター「ラ・ピスト・ブルー・アルピーヌ」をオープンした。この施設では、伝説のサーキットでアルピーヌ車の試乗体験ができるほか、ブランドの世界観を存分に味わうことができる。 【画像全5枚】 ラ・ピスト・ブルー・アルピーヌは、ブガッティサーキットの端に位置し、ル・マン24時間レースのコースの南入口からすぐの場所にある。450平方mの建物は、アルピーヌのブランド価値を反映したデザインとなっており、『A110』のアルミニウムボディとシャシーを想起させる金属素材が使用されている。外観の青色は、初代『A110ベルリネット』に由来するブランドの伝統を表現している。 施設内では、資格を持つインストラクターの指導のもと、『A290』と全てのA110シリーズの試乗セッションに参加できる。また、技術ワークショップや、ル・マン24時間レースの伝説的な歴史をたどる没入型ガイドツアーも用意されている。 体験センター内には、10席のアルピーヌ『A110 S』バケットシートを備えた3つのトリビューンと、フランスの音響エンジニアリング会社デビアレのプレミアムオーディオシステムに接続された大型スクリーンが設置されている。これにより、レースパートナーのパフォーマンスを追跡し、完全なレース体験を楽しむことができる。 さらに、アルピーヌの「殿堂」と呼ばれるエリアでは、過去のル・マン24時間レースで使用されたドライバーのヘルメットやレーシングスーツ、「A424」のホイールとタイヤ、そして2019年のル・マン24時間レースのトロフィーなど、アルピーヌの歴史を物語る貴重な品々が展示されている。 ミシュランは、ラ・ピスト・ブルー・アルピーヌの公式パートナーとして、A290とA110に装着されるタイヤを供給する。これらのタイヤは、アルピーヌ向けに開発され、サーキット走行の安全性とスポーティな走りに適したものとなっている。 アルピーヌのDNAの一部であるル・マンに、オートモービル・クラブ・ド・ルウェスト(ACO)との協力のもと、この象徴的な場所にラ・ピスト・ブルー・アルピーヌが建設された。
レスポンス 森脇稔