超ギリギリ…? U-23日本代表、パリ五輪メンバー当落線上の選手(4)藤田や松木には敵わない? 押し出されそうなJの主将
今月開幕するパリ五輪(パリオリンピック)に臨むサッカーU-23日本代表のメンバーが3日に発表される。18人という狭き門をくぐり抜ける難易度は決して低くなく、当然ながら選出ぎりぎりのラインにいる選手も多い。今回は、最終メンバーの当落線上にいる主な選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
MF:川﨑颯太(かわさき・そうた) 生年月日:2001年7月30日 所属クラブ:京都サンガF.C. 2024リーグ戦成績:16試合3得点1アシスト 京都サンガF.C.でキャプテンを務める川﨑颯太も、パリ五輪行きの当落選上にいる。 3月に行われたU-23マリ代表との国際親善試合では先発出場を果たすも、失点につながるパスミス。チームも1-3と逆転負けを喫し、川﨑にとっても後味の悪い試合となった。 U-23アジアカップではグループステージ全3試合のうち2試合に先発出場。だが、決勝トーナメントに入ると先発出場の機会が「0」となり、試合終盤の途中投入ばかりに。チーム内の序列が下がったような印象を受ける。 川﨑がプレーする中盤は、まさに“激戦区”だ。チームキャプテンのMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV/ベルギー)が絶対的な主力として君臨し、U-23アジアカップの決勝トーナメントでは藤田の“相棒”としてシント=トロイデンの同僚であるMF山本理仁やFC東京の松木玖生らが躍動した。彼らはパリ五輪行き“当確”と言っていいだろう。また、ここにオーバーエイジが絡んでくるようだと、川﨑の立場はさらに厳しいものとなる。 U-23マリ代表戦のミスやU-23アジアカップの印象だけで失格の烙印を押されるわけではないだろうが、川﨑が藤田や松木らにはない特別なクオリティを持っているとも言い切れないだけに、メンバー外へと押し出されてしまったとしても不思議ではない。
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