ヤンキース、エースと大砲の奮闘も黒星発進、右腕コールは最速159キロで6回1失点、絶好調・スタントンの2ランも空砲
◇25日（日本時間26日） MLBワールドシリーズ第1戦 ドジャース6―3ヤンキース（ロサンゼルス） ヤンキースは敵地のワールドシリーズ第1戦でドジャースに延長10回の末3―6で逆転サヨナラ負け。黒星スタートとなった。ドジャースの大谷翔平選手（30）は8回に右翼フェンス直撃の二塁打から同点のホームを踏むなど、5打数1安打1三振。 ヤンキースはエースと大砲の奮闘を白星に結び付けられなかった。先発右腕ゲリット・コール（34）は6回を4安打1失点、4奪三振。最速159キロの直球にカットボールとナックルカーブを織り交ぜ、ドジャース打線に的を絞らせなかった。 1点を追う6回1死一塁の場面は、ジャンカルロ・スタントン（34）が左翼ポール際に2ラン。今ポストシーズン（PS）6号と好調継続の一発でいったんは逆転したが、これも空砲に終わった。全米中継局FOXのジョー・デービス実況は「『ミスター・オクトーバー』と呼ばれたヤンキースOBのレジー・ジャクソンが言ったように、まさに『バットを手に持ってさえいれば、ストーリーは描ける』です。スタントンがヤンキースにとって10月の華々しいストーリーを描き続けています」と評した。
中日スポーツ
