三笘薫の「全治最長６週間の重傷」に海外メディアはブライトンの危機を強調！ アジア杯対戦国からは「朗報」
プレミアリーグ第18節のクリスタル・パレス戦（１-１）で後半途中に敵陣ペナルティエリアに侵入した際に相手選手と接触した際に左足首を痛めたブライトンの三笘薫。途中交代となった彼は試合後、補助ブーツを履き、松葉杖をついて会場を後にしたことが現地メディアから報じられ、のちに彼自身がSNSに「怪我で離脱するのは悔しいですが、より強くなって戻ってきます」と投稿していた。 そして現地12月27日、第19節トッテナム戦の前日会見の際には、ロベルト・デ・ゼルビ監督は、気になる背番号22の状況に言及し、「カオルは４～５、あるいは６週間程度の離脱となるだろう」と明かして、報道陣からアジアカップ出場の可能性の程を尋ねられた際には、「ないと思う」と答えている。 【動画】三笘薫、クリスタルパレス戦で左足首を負傷（５分54秒～） なお、三笘同様にパレス戦で途中交代となったウィンガーのシモン・アディングラについても「筋肉の怪我、ハムストリングだ。彼も完治までには４、５週間が必要である」アフリカネーションズ・カップでプレーできるかどうかは分からない」と説明。このコートジボワール代表選手の名も、ブライトンの長い負傷者リストに載ることとなった。 デ・ゼルビ監督は、トッテナム戦の陣容について「怪我人が10人以上、少なくても８人、しかしそうなっても残りの２人もスタメンではないだろう」と語っているが、ジョエル・フェルトマン、アンス・ファティ、フリオ・エンシソ、ソリー・マーチ、タリク・ランプティ、アダム・ウェブスターが長く戦線を離脱している中、ようやくペルビス・エストゥピニャンがベンチ入りでき、アダム・ララーナもプレーできる目途がついてきたものの、両ウィンガーの負傷でさらに悩みは増す羽目となってしまっている。 これについては、プレミアリーグ公式サイトが「三笘とアディングラの負傷が、ブライトンの問題をさらに悪化させる」と伝えており、各国メディアも反応。フランスのサッカー専門サイト『FOOT MERCATO』は、「ブライトンはさらに気を引き締め直さなければならない状況だ。このところ、プレミアリーグで現在９位につけているこのチームは、乱高下を繰り返している」と綴り、以下のように「シーガルズ」の危機を強調した。 「ブライトンは毎週末注目されてはいるが、以前ほど相手を驚かせていない。デ・ゼルビ監督率いるチームには怪我人が続出しており、不安定さが見られるからだ。そして、この状況下、最も頼りにしていた三苫をも欠くことになった。この怪我は、アジアカップ出場も危うくなったという意味で、活発なウィンガーにとっても痛手である」
