【J1広島】広島出身MF・川村拓夢がチームを離脱、欧州クラブへの移籍手続きへ。15日の東京V戦では涙ぐむ場面も
サンフレッチェ広島は、MF・川村拓夢が欧州クラブへの移籍手続きのため、チームを離脱したことを発表した。 【写真】「正直、驚いている」2023年、自身初となる代表入りを果たした川村拓夢 川村は広島県安佐南区出身、広島ユースを経て2018年からトップチームに昇格していた。愛媛での武者修行を経て2022シーズンに広島復帰。ユース同期の大迫敬介、満田誠らとともにクラブ初のカップ戦タイトル獲得に大きく貢献した。2023年に森﨑和幸が背負っていた背番号『8』を受け継ぐと、自身初となる日本代表にされるなど注目を集め、チームの要として活躍する。2024年元旦に国立競技場で行われた日本-タイ代表の試合では、代表初出場・初ゴールをあげていた。 川村は離脱直前の6月15日の東京V戦にフル出場。試合後、ゴール裏のサポーターからチャントが贈られると、涙を浮かべながら深く頭を下げるシーンも見られた。 今後は現地でのメディカルチェックを経て、正式契約が結ばれる予定。
広島アスリートマガジン編集部