ボジョレーを昼から楽しむ 東京・青山でサントリーが週末イベント
11月21日に解禁された仏ワインの新酒ボジョレー・ヌーヴォー。なかでもその名を世界に広めた立役者であるジョルジュ デュブッフ社の製品を25年以上にわたり輸入販売しているサントリーでは、旬のワインとフードを緑豊かな空間で楽しむイベントをこの週末に開催している。 22~24日にかけて、東京都港区「SHARE GREEN AOYAMA」の屋外スペースで行われている「ヌーヴォーウィーク2024」。例年は深夜の解禁直後など解禁日中心のイベントが多いボジョレー・ヌーヴォーだが、週末の明るい時間帯にも楽しんでもらおうと新たに企画した。
開催前日のメディア向けイベントには、仏ジョルジュ デュブッフ社取締役のアドリアン・デュブッフ氏とともに、ユーチューバー「George」としても知られる吉田能シェフが登壇。この日解禁された新酒ワインとともに、吉田シェフがイベント向けに考案したペアリングフードが披露された。 「今年はわれわれにとって大きなチャレンジの年だった」と語るアドリアン氏。産地の仏ボジョレー地区では7月まで雨の日が多く、ブドウの病害を防ぐための作業に忙殺されたという。 「だが8月になると晴天が続き、十分な日光を確保できた。9月には北風が吹き、果実の濃縮が進んだことで成熟したブドウになった」。 今年の新酒は、イチゴやラズベリーのようなフルーティな香りが引き出された軽めの味わいが特徴という。アドリアン氏は「非常にフレッシュで酸味の効いたワインができた」と自信を語った。