来年の米大統選に向けた共和党の候補者テレビ討論会 トランプ前大統領は欠席し、単独で演説
来年のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者らによる3回目のテレビ討論会が8日、行われました。支持率トップのトランプ前大統領は過去2回に続いて欠席し、単独で演説しました。 支持率でトップを独走するトランプ前大統領は3回連続でテレビ討論会を欠席し、別の会場で支持者らを前に演説をしました。 トランプ氏は他の候補者が参加するテレビ討論会を「見るに堪えない」とこきおろし「時間と資源の無駄遣いをやめるべきだ」として討論会をやめるよう促しました。 一方、他の主要な候補者はNBCニュースが主催するテレビ討論会に出席し、支持率で2位争いを繰り広げるデサンティス・フロリダ州知事とヘイリー元国連大使に注目が集まりました。 デサンティス氏は「トランプ氏は2016年の彼とは大きく変わった」と批判し「なぜもう一度チャンスを得るべきなのか説明する義務がある」として討論会への出席を求めました。 ヘイリー元国連大使も「適切な時期に適切な大統領だったと思うが、今は適切な大統領ではない」とトランプ氏を批判しました。アメリカメディアは「どちらもトランプ氏に本気で対抗できそうな人物には見えなかった」などと指摘しています。