チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手(3)ドラ1の“完全復活“は
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい読売ジャイアンツの選手を紹介する。
平内龍太
投打:右投右打 身長/体重:185cm/99kg 生年月日:1998年8月1日 経歴:神戸国際大付高 – 亜細亜大 ドラフト:2020年ドラフト1位 育成契約を経て支配下に復帰した平内龍太。復活の途上ではあるが、現役ドラフトの対象になる可能性もあるだろう。 神戸国際大学付属高校時代から注目を集め、プロ志望届を提出するも指名漏れを経験。亜細亜大学では最終年にリーグ戦で好投を連発し、2020年ドラフト1位で読売ジャイアンツ入りを掴んだ。 ルーキーイヤーはわずか3試合の登板に終わったが、翌2022年は53試合に登板し、4勝4敗13ホールド・防御率4.32を記録した。 同年オフに右肘のクリーニング手術を受けて育成契約になったものの、今年5月に支配下復帰。しかし、精彩を欠くピッチングも目立ち、11試合の登板に終わった。 かつてのドラフト1位右腕は、来季こそ完全復活を目指すこととなるが、現役ドラフトに出れば、他球団も注目の存在だろう。
ベースボールチャンネル編集部