“音の芽”を探してジブリパークを散歩、ジブリの音楽が自然と調和する没入型イベント開催
イベント「ジブリパークの音響世界」が11月に愛知・ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内で開催決定。来場者は専用のイヤホンとカバンを身に着け、音楽が流れ出すポイントを探して散歩する没入体験型のイベントとなる。 【動画】イベント企画「ジブリパークの音響世界」コンセプトムービー 通称「音の芽」と呼ばれるポイントは、ジブリパークに加え、愛・地球博記念公園全体で50カ所以上に設置。そこにたどり着くとスタジオジブリ作品の音響がイヤホンから流れ、周囲の環境音と一体化し、参加者は物語の世界に入り込んだような没入感を味わうことができる。自然と共存する高精度位置音響体験を実現し、例えば「青春の丘」エリアの地球屋の近くでは、映画「耳をすませば」の天沢聖司が奏でるバイオリンの音色が聴こえてくるという。YouTubeではコンセプトムービーが公開中だ。 プロデューサーを務めたのは、映画「竜とそばかすの姫」やNetflixシリーズ「First Love 初恋」で知られる音楽家・岩崎太整。彼は「パーク内を散策し立体的な音像と解放された聴覚を使って、風や季節を感じながら同時に映画の世界を追体験する試みです。従来のように音響機器で耳を塞ぎ完全に“1人称”の世界に没するのでも、パーク内に大音量で音楽を流して世界観を押し付けるのでもなく、来園者の行動に寄り添って“音響世界”が開かれ現実と映画が共存する空間を生み出し全く新しい体験を齎(もたら)す取り組みです」と語っている。 なお、このシステムを可能にしたのは、KDDIが提供しているGNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)という技術。人工衛星を利用した高精度のGNSSにより誤差数cm単位での位置情報を算出し、体験者それぞれの視覚情報に聴こえる音楽や聴こえ方が連動する体験が実現した。 「ジブリパークの音響世界」は11月2日から4日、15日から17日にかけて6日間限定の開催。チケットはイベント単独チケット、そしてイベント参加券とジブリパークさんぽ券がセットになったチケットが販売される。単独チケットの場合は、愛・地球博記念公園の散策は可能だが、ジブリパークに入るには別途入場券が必要。詳細はBoo-Woo(ブーウー)チケット、ジブリパークの公式サイトで確認しよう。 ■ ジブリパークの音響世界 2024年11月2日(土)~4日(月・祝)、15日(金)~17日(日)愛知県 ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内 ※ジブリの大倉庫を除く □ 「ジブリパークの音響世界」単独チケット 2024年10月26日(土)6日間分を一斉発売 <税込料金> 大人・子供:平日・土・日・祝日 1500円 □ ジブリパークさんぽ券<ジブリパークの音響世界付き>セット券 2024年10月26日(土)各入場日の7日前の17時より順次販売 <税込料金> 大人:平日 3000円 / 土・日・祝日 3500円 子供:平日 2250円 / 土・日・祝日 2500円 ※単独チケット、セット券ともに日時指定券。両券種ともに定員に達し次第販売終了 ※受付時間は午前 / 午後から選択可能。午前は開園時刻から11時、午後は13時から15時まで