愛知製鋼、知多に形鋼圧延新ライン ステンレス鋼材増強
愛知製鋼は15日、ステンレス鋼材の供給能力増強に向けた第2ステップの取り組みとして、知多工場(愛知県東海市)の形鋼圧延ラインの増強とIoT基盤の構築を図ったと発表した。新設備は10月から稼働を開始しており、投資額は約12億円。刈谷工場(同県刈谷市)で生産している形鋼の一部を知多工場に移管し生産負荷を最適に配分することによって生産能力を従来比約15%増の年間7万3000トンに拡大する。エネルギー効率が向上し、CO2排出量が年間390トン削減されると見込んでいる。