AZがフェネルバフチェに競り勝ち連敗ストップ! スタメン出場の毎熊晟矢は終盤までプレー
[11.7 EL第4節 AZ 3-1 フェネルバフチェ] UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第4節が7日に開催され、DF毎熊晟矢が所属するAZ(オランダ)はホームでフェネルバフチェ(トルコ)に3-1で勝利した。毎熊は右サイドバックで先発出場し、後半43分までプレー。次節は28日に行われ、本拠地でガラタサライ(トルコ)と対戦する。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 この試合で先にペースを握ったのは、ジョゼ・モウリーニョ監督がベンチ入り停止のフェネルバフチェ。前半19分、右サイドのDFブライト・オサイサミュエルがクロスを送り、FWエディン・ジェコがジャンプしながら頭で合わせる。しかし、毎熊に寄せられていたこともあってシュートに威力が足りず、GKロメヤイデン・オウスオドゥロにセーブされた。 前半28分にはMFフレッジが自陣ハーフウェーライン付近からスルーパスを送り、抜け出したジェコが左足でシュート。GKオウスオドゥロに当たってゴールへ向かうが、戻ったDFマキシム・デッカーにクリアされる。同36分にもFWドゥシャン・タディッチのスルーパスからジェコがペナルティエリア右に走り込み、右足でシュート。しかし、GKオウスオドゥロに止められ、スコアレスで前半終了となった。 対するAZは後半7分、ボックス内の右でFWトロイ・パロットが倒れるも、ノーファウルの判定でPK獲得とはならず。それでも徐々に攻撃のリズムをつかみ、後半14分に均衡を破った。 自陣の毎熊も絡んだパスワークから敵陣ペナルティエリア付近まで運び、パロットからの浮き球に途中出場DFロザンヘロ・ダールが反応。左足で流し込み、先制ゴールを奪った。 追いかけるフェネルバフチェは後半16分、ジェコがボックス内でDFメース・デビトのファウルを受け、PKを獲得。同17分にキッカーのFWユセフ・エン・ネシリが左足でシュートを放つも、GKオウスオドゥロのビッグセーブで同点とはならない。 絶好のチャンスを逃したエン・ネシリだったが、後半25分に汚名返上のゴールを奪取。ペナルティエリア手前右のジェコが左足でファーへ送ると、毎熊の背後を取ったエン・ネシリがヘディングで押し込んだ。 だが、ここからAZが一気に突き放す。後半30分、途中投入のMFキーズ・スミットがMFスフェン・マイナンスとのワンツーからペナルティエリア中央へ切れ込むと、相手のスライディングを華麗なダブルタッチでかわし、右足で勝ち越しゴールを挙げた。 後半42分にはスミットのスルーパスから途中出場DFデンソ・カシウスが抜け出し、GKドミニク・リバコビッチをかわして右足で決める。そのまま3-1で逃げ切ったAZが開幕戦以来の白星を手にし、連敗を2で止めた。