“360度全面鏡”の部屋を作ってみた! 遊び心いっぱいの実験が340万再生「子どものころから見たかったもの」
ピンポン玉を落としてみると……?
「自分の体のこれほど多くの角度を見ることができたのは初めてだ」と喜ぶ撮影者は、次にピンポン玉を落としてみることに。カメラを下に向けて球を落とすと、何十個もの球がいっせいに落ちてバウンドします。 さらに、カメラを置いてその場で足踏みすると、何十もの撮影者の鏡像も一緒に足踏みします。まるで、SF作品のクローン軍団が行進しているかのようです。
照明を消すとどうなるか
では、照明を消すとどうなるのでしょうか? 一瞬で暗くなるのか、それとも光が何度も反射していくうちに徐々に暗くなるのかを検証してみます。 結果は、照明を消したと同時に一瞬で真っ暗になりました。ただし、小部屋の壁材の間などに隙間があったためそこから漏れる光が映像には映っています。 解説によると、一般的な鏡は可視光の95%しか反射しないので、全面鏡の部屋で反射を繰り返すと光はほとんど見えなくなるとのこと。そして、光は秒速約30万キロという超高速なので、一瞬であってもこの小部屋の中を途方もない回数反射して真っ暗になってしまうのです。
「子どもの頃から見たかったものがこれだ」
誰もが1度は興味を持つけれど、なかなか実施できない実験の動画に、「子どものころから見たかったものがこれだ」「これはすごい」「まるでマトリックスへの門を開いたような気がした」「高所恐怖症&落下恐怖症の私にとっては地獄だ。でも体験してみたい」などの反応が寄せられています。 また、2014年のSF映画「インターステラー」に出てくる高次元の世界を連想したという人も何人かいました。 ※画像は「The Action Lab」のYouTubeチャンネルより引用
ねとらぼ