皇后さま 高齢者施設などに600本の「ゆず」の絵柄の手拭いプレゼント 61歳の誕生日にあたり恒例の“お心遣い”
9日、61歳の誕生日を迎えられた皇后さまが日本赤十字社の高齢者施設などに600本の日本手拭いを贈られました。 日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后さまは毎年、ご自身の誕生日に合わせて手拭いを贈られています。
日本赤十字社によりますと、皇后さまは、今年も誕生日にあたって600本の手拭いを日本赤十字社に贈られました。日赤が運営する特別養護老人ホームなど5つの施設の入所者に配布されたということです。 手拭いには、皇后さまが選ばれた「枝に実ったゆず」という穏やかな風景が描かれ、冬の寒さの中に温かさを感じさせるデザインとなっています。
手拭いの贈り物は、1949年に香淳皇后が始め、上皇后さまから皇后さまへと引き継がれました。 入所者からは「素敵なデザインですね」との喜びの声や、「大切に使います」といった感想が寄せられているということです。