【雑草対策のヒントに】グランドカバープランツ《地植え要注意3選》&《管理が比較的楽ちんな2選》
【穏やかに育つ】管理しやすい&美しい花も楽しめるグランドカバー2選
続いて、比較的生育が穏やかでコントロールしやすいグランドカバープランツを2種、紹介します。 ●芳香と可愛い花も楽しめる「クリーピングタイム(ほふく性タイム)」 ハーブやアロマとしても利用価値の高いタイム。食用に向くのは立性の品種ですが、クリーピングタイムなどのほふく性の品種は、グランドカバーとして利用できます。 香りがあり、かわいらしい花を咲かせてくれるのも魅力。品種によって、香りにそれぞれ個性があるのもいいですね。玄関や小道など、往来のあるところの雑草対策にぴったりです。 成長速度は種類によっても違うのですが、時々切り戻しをすれば伸び放題にはなりにくいでしょう。多湿に弱いため、夏の間は株が蒸れたり枝葉が枯れたりしないよう、水のやりすぎに注意しましょう。 ※参考価格:150~600円前後(3~3.5号ポット苗) ●圧巻のフラワーカーペット「シバザクラ」 春になるとサクラに似た可憐な花を咲かせるシバザクラ。淡いピンクや濃いピンク、ホワイトなど、地面を覆うように咲く姿があちこちで見られます。なかには涼やかなブルーの花を咲かせるものもあります。 グランドカバー向きではありますが、踏みつけられると傷みます。花壇の縁取りなど人が通らない場所を選んで育ててあげましょう。 日当たりのよい場所であれば、お手入れはさほど難しくありません。花が終わった後に草丈を短くする刈り込みを行い、枝が広がりすぎてしまったら切り戻しを行えば十分です。 ※参考価格:100~400円前後(3号ポット苗)
【グランドカバー】草むしりのほうが楽だった…と後悔しないために
今回は安易に植えるのはNGなものと安心して植えられるOKなものと、合計5種のグランドカバーについて取り上げました。 グランドカバーとひとくちに言っても性質はそれぞれ。お庭の広さや日当たり、水はけなどの条件はもちろん、ガーデナー歴によっても最適な植物は人それぞれ。 繁殖力の強さから「地植え要注意」と挙げている植物も、病虫害などに強く、丈夫な性質であるという長所を持っています。 気になるけれどお世話できるかどうか不安な場合は、まず小さめのプランターで育ててみると良いかもしれませんね。 ※編集部より:外部の方のご指摘をうけ、記事中の内容を一部削除しております。(2024/9/30 16:47)
LIMO編集部