「火に油を注いだ」大谷翔平、ドジャースでの1番起用は最適解に!? 米メディア「安全策を取ったつもりでも…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、ムーキー・ベッツ外野手が骨折で離脱して以降、1番打者の座に定着している。3日(日本時間)のロサンゼルス・エンゼルス戦では大谷が申告敬遠を受け、2番打者のベッツと勝負する場面がみられた。米メディア『エッセンシャリースポーツ』のスリヤ・スムリティ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング この試合は2-2で延長10回を迎え、ミゲル・ロハス内野手の適時打でドジャースが勝ち越しを決めると、二死走者2塁の場面で大谷は申告敬遠を受けた。ベッツが前の打者に申告敬遠を受けるのはキャリア3度目であったが、ロアンジ・コントレラスの初球を捉え、勝利を決定づける3ラン本塁打を放った。 過去2度の申告敬遠はボストン・レッドソックス時代にデビッド・オルティス氏に対して与えられてものであり、この日のエンゼルスの作戦についてベッツは「彼らが翔平を歩かせたのは、僕を捕らえるためだと分かっていた」と振り返っている。 ベッツで勝負をする珍しい場面にスムリティ氏は「エンゼルスは大谷を歩かせることで安全策をとったつもりかもしれないが、結局は赤く燃えているムーキー・ベッツの火に油を注ぐことになった」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部