父が「昔は200円で銭湯に行けたのになあ…」と嘆いていました。都内銭湯の平均料金はどのように変化しているのでしょうか?
銭湯の料金はいまだに上昇し続けているが、利用者に支持されている
都内の銭湯料金は、戦後から一貫して上昇しており、現在では550円を超える見通しです。背景には、エネルギーコストの増加や施設維持のためのコスト上昇、さらには物価全体の上昇といった要因が絡んでいます。 料金の決定は、東京都の条例に基づき、東京都浴場組合と協議を重ねて決定され、効率的な経営を前提に適正な原価と利潤を考慮した「総括原価方式」が用いられています。 現状、料金の上昇は避けられないものの、銭湯は地域社会にとって大切な公共施設であり続けています。今後もエネルギーコストや物価の変動に影響されることが予想されますが、地域の人々が引き続き銭湯を利用できるよう、どのように料金が設定されていくのかが重要な課題となっています。 出典 東京銭湯 都内入浴料金の推移 東京銭湯 Q&A 東京くらしWEB 平成31年公衆浴場入浴料金統制額の算定方法等(案) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部