レクサス製の新型ハイブリッドコンパクトSUV「レクサス UX 300h」快適性重視の性能と実力をチェック
「UX 300h」はクロスオーバー
「UX 300h」はオフローダーというよりコンパクトな5ドアに近い。その結果、後席や荷物のためのスペースは狭い。
フロントシートはプレーンフォームのサイドボルスターにもかかわらず適度なサポートを提供するが、リアシートは座り心地が悪く、特に窮屈だ。乗り込むのも難しい。ラゲッジルームは、バッテリーがリアベンチの下に収納されているにもかかわらず、積載量が不足している(315リットル~)。
すべてが快適性を追求
快適性はインテリアデザインからもたらされる。ドライバーの前とダッシュボードに設置された新しい(対角12.3インチとやや大きめの)スクリーン(ここではタッチスクリーン)は、インフォメーション&コントロールセンターを形成し、システムはスマートフォンと感覚的にリンクし、プレーンなプラスチックに加えて、整然と配置され装着されたトリムパーツ、縫い目を揃えたレザー、アンダーフォーム加工された表面、シート空調と暖房システム用の独立したボタングループ、そして本物のボリュームコントロール「さえ」ある。
要するに、すべてが心地よい雰囲気を目指しているのだ。同時に、レクサスは「UX 300h」の安全性を高めている。エマージェンシーブレーキアシスタントと出口警告システムが将来的に搭載され、カメラベースの都市交通用エマージェンシーブレーキアシスタント(サイクリストも認識)も搭載される予定だ。残念ながら、このようなものをただで手に入れることはできない。2WDは43,700ユーロ(約735万円)からで、レクサスの「E-Four」モデルは少なくとも60,900ユーロ(約1,025万円)からだ。
結論
特別なクルマ、経済的なタイプのモデル、エキゾチック、楽しい仲間、しかしお買い得ではない。「UX 300h」によって、レクサスは「300」シリーズのe-バージョンと従来型の首尾一貫したハイブリッドモデルを補完する。
Helmut Horn