マルタがパビリオン建設開始 「タイプA」、全47カ国が着工 大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博で、参加国が自前で建てるパビリオン「タイプA」について、地中海の島国マルタが9日、建設作業を開始した。 海外パビリオンは準備の遅れが問題となっていたが、タイプAを建設する全47カ国が着工済みとなった。 同国の関係者によると、パビリオンは簡易な構造で、来年3月中の完成を目指すという。 タイプAは、デザイン性の高い外観から「万博の華」とされる。当初60カ国が建設を希望していたが、資材価格や人件費の高騰で業者との契約が難航。出展の取りやめや、日本側が整備する簡易型パビリオンへの移行で、最終的に47カ国となった。