自宅に「こたつ」を導入したいけど、夫に「1LDKじゃ狭くない?」と反対された! 電気代の節約にもなって“いいことづくめ”だと思うけど、どう説得すべき?
年末年始に実家でこたつ生活を体感すると、その温もりと快適さに「自分の家にも欲しい!」と思う人もいるのではないでしょうか。 しかし、1LDKくらいの住居では「場所を取るから」と反対されることもあるかもしれません。本記事では、こたつ導入のメリットや最新の省スペースこたつを紹介し、夫を説得する方法を解説します。 ▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの?
こたつ導入のコストメリット
こたつはエアコンなどと比べて、電気代が安いのが魅力の1つです。今回エアコンは富士通の「ノクリア」Xシリーズの中でも8~10畳が目安のものを、こたつは山善のカーボンヒーターの105(120)センチメートル×75(80)センチメートルのものの電気代を見ていきましょう。 まずエアコンですが、消費電力は外気温や使用方法によって変わります。今回は、最小能力時と最大能力時の消費電力を参照します。該当機種の消費電力は最小105ワット、最大2000ワットです。 そして、1時間あたりの電気代を計算する計算式は以下のとおりです。 ・電気代=消費電力(ワット)÷1000×電力単価(円/キロワットアワー) 電力単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安である31円を使用すると、エアコンの1時間あたりの電気代は3.3円~62円です。続いてこたつですが、こちらはカタログの仕様を参考にすると、出力が弱で約2.5円、強で約4.5円とあります。 使い方や周囲の環境などによるので一概には言えませんが、エアコンの最大能力時の電気代は、こたつを強にした場合よりも10倍以上高いと言えるでしょう。
コスト以外にもこたつのメリットはある!
こたつのメリットは電気代以外にもあります。例えば、こたつは足元を暖めるのに適しているため、足先が特に冷える人や、部屋全体を暖める必要がないときに使用するのがおすすめです。こたつはテーブルとしても利用できます。 また、エアコンは室内へ送風するため室内の乾燥というデメリットがあります。一方、こたつは空気を乾燥させることが少ないため、エアコンよりも空気の乾燥が気にならないでしょう。 ちなみに、こたつというと大きくてスペースを取るというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。最近は折れ足で収納に困らないもの、シンプルなデザインで冬のみならず夏も使用できるものもたくさんあります。 また、こたつ用の布団や敷毛布もかさばって収納に困ると考える人もいるかもしれませんが、使用していない時期は圧縮して収納しておけば、そこまでスペースを圧迫することもないでしょう。