井上尚弥vs中谷潤人は「可能性あり」と否定しなかった米重鎮。無敗の日本人”夢対決”を海外メディアが独自考察
井上尚弥「彼がそういうステージに上がってくれば…」
同メディアは「4団体統一を2度も達成したナオヤ・イノウエは、今後もスーパーバンタム級に長くとどまることになりそうだ。そして願わくば、25年にジュント・ナカタニが53.52キロから55.34キロに階級を上げてほしい」との願望を綴る。井上vs中谷戦は「日本国内だけでなく、世界でも大きな注目を集める試合になるはずだ」と太鼓判を押すほど、魅力的なカードだと推す。 ドヘニーとの対戦から一夜明けた4日、井上は所属する大橋ジムで中谷との将来の対戦について、「彼がそういうステージに上がってくれば、対戦候補のひとりには挙がってくるんじゃないですか」と言及。決して夢物語ではないことに含みを持たせた。ただ、弟でWBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)も中谷との統一戦を望んでおり、「面白い闘いになると思う」と語り、先に拓真vs中谷戦の実現を楽しみにしていた。 ボクシングファンなら、誰もが想像する無敗の日本人ファイター同士のドリームカード。ドヘニー戦に合わせて来日したアラムCEOも、井上vs中谷戦については「可能性はある」と否定はしなかった。遠くない未来、世紀のビッグマッチは実現するのか。興味は尽きない。 構成●THE DIGEST編集部