大谷翔平が4年連続&通算5度目の20号アーチ 今シーズンメジャー最長145mの特大弾 ナ・リーグトップタイ 最終回に2本のHRでチームは逆転勝利
◇MLB ドジャース11-9ロッキーズ(日本時間19日、クアーズ・フィールド) ムーキー・ベッツ選手が負傷した影響で打順を一つあげ、『1番・DH』でスタメン出場した大谷翔平選手。前日に続き、この日も好調をキープし、5打数2安打1本塁打で2打点を挙げました。 【画像】第20号を放つドジャースの大谷翔平選手 初回の第1打席は、フルカウントから相手先発・ゴンバー投手の6球目を打つもセカンドゴロに倒れます。続く3回1アウト、3塁のチャンスで迎えた第2打席は、内角高めに浮いた初球のナックルカーブを打ち損じますが、ファーストゴロの間に走者が生還。3試合連続となる打点を挙げました。 さらに、2打数無安打で迎えた6回の第3打席、相手先発のゴンバー投手が投じた3球目のスライダーを捉えると、大谷選手は打った瞬間ホームランと確信。センター方向へ飛んだ大きな当たりは、そのままスタンドに飛び込み、今季メジャー最長となる145メートルのホームランを記録。大谷選手が4年連続、通算5度目となる今季20号本塁打を放ちました。 その後は7回、2アウト1・2塁で迎えた第4打席に右中間へ抜けようかという長打を放つも、相手センターのドイル選手がジャンピングキャッチ。好プレーに阻まれました。 チームは先発のビューラー投手が初回に4失点するなど乱調し、4回までに7安打2本塁打を浴びて7失点。その後もリリーフ陣が安定せず9失点と大量得点を奪われます。しかし、9回に1アウトで、ヘイワード選手が満塁ホームランで8ー9に一気に点差を縮めます。 すると、打席に立ったのは大谷選手。同点のチャンスもある勝負の一打はレフトへヒットを放ち、仕事を果たします。その後2アウト2、3塁のチャンスにヘルナンデス選手が3ランホームランでチームは逆転勝利しました。 大谷選手は今季ここまで72試合に出場し、打率.316、20本塁打、49打点の成績。ナ・リーグの本塁打争いでは、ブレーブスのオズナ選手に並び、トップタイとなっています。