【お金がかからない冷え改善】 指リフレと手の温水交代浴は 末端の冷えにてきめん!
山崎さんの指リフレの方法
#1 まずは準備から 右手で、左手の親指以外の指4本を優しく持ち、もみほぐしながら手の甲側にゆっくり反らし、関節を柔らかくしておく。 #2 右手で、左手の人差し指をつかみ、手の甲側にゆっくり反らす #3 そのまま、左右にもゆっくり曲げる #4 中指~小指どちらも同様に行い、最後に親指も行う #5 手を替えて、右手も行う 「手や指のコリが取れると、冷えが解消されるだけでなく、体全体が動かしやすくなって、肩こりも改善します。というのも、指先のこわばりが肩こりの原因になっている面もあるからです。 どこでも気軽にできる『指リフレ』を生活に取り入れて、体本来の柔らかさを取り戻してくださいね」
●手の温水交代浴とは?
続いては、手専門の整形外科医(手外科医)から教わった「手の温水交代浴」です。 先生によると、指先が冷えるのは、「自律神経のバランスが乱れているせい」でもあるそう。 寒さのせいで体のどこかが冷たくなったとしても、暖かい場所に移動したりすれば、普通は次第に熱を取り戻していきますよね。でも、自律神経のバランスが乱れていると、冷たいままになりやすいとか。そこで、自律神経を整えるのに有効とされる「手の温水交代浴」を紹介してもらいました。 温水交代浴とは、その名の通り、温かいお湯と冷たい水に交互につかる入浴法。体調を整えるために行う人も増えていますが、全身で行う場合は、心臓への負担などもあるので医師に相談したほうがいいとされています。 が、手だけで行うものは、デメリットがないので、誰でも手軽に行えるのです。 では、方法をご紹介しましょう。 【手の温水交代浴】 #1 たらいに38~40度くらいのお湯を張り、手首から先を3分ほどつける。 #2 別のたらいに水を入れ30秒ほどつける。 #3 #1、2を4~5回繰り返し、最後は#1で終える。 ポイントは、必ず温かいお湯で始めて、温かいお湯で終えること。 お湯の中で関節をゆっくりと動かして、こわばった筋肉を温めたり、マッサージしたりするのもオススメとのことで、1日に3回程度行うといいそう。 私は教えてもらった日から、1日に1回行っただけですが、なんと即座に冷えが軽減しました! 実はこの頃、(体調不良の時期だったので)入浴をシャワーだけで済ませていたのですが、これを機にきちんとした入浴に戻したので、効果を一層感じたのかもしれません。 なお、医師からは、「常に指を冷やさないようにするのも大事」とのアドバイスを受けたので、その後は指先までしっかりカバーする手袋をつけるようにもなりました。 ……以上、2つの方法をご紹介しましたが、いずれもお金がかからない上、いつからでも気軽にできるので、冷えに悩んでいる方はもちろん、それ以外の方もぜひ取り入れてみてくださいね。 にらさわあきこ 文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。 インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう! 』
にらさわあきこ