「フグ供養祭」開催 神事の後、70匹を放流して感謝と豊漁を願う 大分・臼杵市
大分放送
大分県臼杵市で特産のフグに対する感謝と、今シーズンの豊漁を祈願する恒例の供養祭が行われました。 【写真を見る】「フグ供養祭」開催 神事の後、70匹を放流して感謝と豊漁を願う 大分・臼杵市 今年で59回目を迎えるふぐ供養祭は臼杵市内の料理店や卸売り業者でつくる「ふぐの郷臼杵」が毎年行っています。 15日は関係者60人が出席して神事が行われ、神前のフグに手を合わせて霊を慰め、商売繁盛を願いました。このあと、臼杵湾に移動した出席者はおよそ70匹のトラフグを放流し、今シーズンの豊漁を祈願しました。 関係者によりますと、去年のフグの消費量はコロナ禍前を超えたということです。 (木梨ふぐ九州店・木梨雅孝社長)「臼杵のふぐはよそとは違うんだと、プライドを持って本当に良いふぐを提供できるように精進していますので、ぜひ臼杵に食べに来てください」 臼杵市内の15店舗では7月からフグのキャンペーンが行われ、関係者は夏フグの美味しさを味わってほしいと話しています。
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