クローゼ氏、ニュルンベルクの新監督に就任!元ドイツ代表エースが奥抜侃志らを指導
ブンデスリーガ2部ニュルンベルクは11日、元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏を新監督に迎えることを発表した。 現役時代はカイザースラウテルンやブレーメン、バイエルン・ミュンヘンやラツィオなどで活躍し、137キャップを誇るドイツ代表では16ゴールとワールドカップでの通算得点数の歴代最多記録を持つクローゼ氏。2016年の引退後、指導者としてはドイツ代表やバイエルンでアシスタントコーチなどを務め、22年夏にオーストリア1部のアルタッハの監督に就任したが、結局翌年の3月に解任されてからはフリーだった。 そんなクローゼ氏が、初めてドイツクラブのトップチームを率いることに。現在46歳の同氏はニュルンベルクの公式ウェブサイトで「伝統や情熱、誠実な仕事、素晴らしいサポーター。すべて私がサッカーで愛し、ニュルンベルクを連想させるものだ」とコメント。「だから、このクラブの監督になるチャンスにすぐに心を奪われた。このクラブが若手の育成において素晴らしい土台を築いており、我々はそのさらなる発展に力を入れていきたい」などと語ると、「今は仕事に取組み、一生懸命働いて、良い形でシーズンをスタートさせることを目指したい」と意気込みを示した。 なお今シーズンは12位で終えたニュルンベルクにはFW奥抜侃志が所属。昨夏シント=トロイデンから加入していたFW林大地はレンタル終了に伴い退団することが決定している。