ユナイテッドが総額112億円でデ・リフト&マズラウィ両獲りに成功…ワン=ビサカのハマーズ売却でオールクリアに
マンチェスター・ユナイテッドが、バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)、モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ(26)の両獲りに向けてクラブ間、個人間の双方で合意を取り付けたようだ。 今夏の移籍市場で大幅なスカッド刷新を図るなか、ディフェンスラインではエリク・テン・ハグ監督のアヤックス時代の教え子2選手への関心を強めていた。 しかし、デ・リフトに関してはバイエルンファンによる放出を反対する署名活動の影響や、レコルトマイスター幹部による高額な売却設定額の影響もあって交渉が難航していた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのデイビッド・オーンスタイン氏によると、ユナイテッドとバイエルンは4500万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額5000万ユーロ(約80億円)の条件で合意に至ったという。 そして、オランダ代表DFとは1年の延長オプションが付帯する2029年までの5年契約ですでに合意している模様だ。 一方、ヴァンサン・コンパニ新監督が就任したバイエルンでの立ち位置によって獲得の可能性が出てきたマズラウィに関しては、イングランド人DFアーロン・ワン=ビサカのウェストハム売却交渉が進んだことで、こちらも交渉に大きく進展。 オーンスタイン氏によると、1500万ユーロ+アドオン500万ユーロの総額2000万ユーロ(約32億円)という条件でこちらもクラブ間で合意。個人の契約条件はデ・リフトと同等のモノになるという。 デ・リフトは直ちにイングランドに向かい、メディカルチェック受診後にユナイテッドと契約する形となり、マズラウィに関してもワン=ビサカのメディカルチェックが11日に予約されており、そこで無事に移籍が完了次第、マンチェスターに向かうことになるようだ。
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