「井上真央」テレビ出演は年1回…SNSもやらない“半休業女優”の謎めいたプライベートの「現状」
■SNSを一切やらない理由 高い演技力に加え、さらに評価されているのが井上の人柄だろう。共演者やスタッフからは「天真らんまん」「天然」として愛されているようだ。 「約2年ぶりの映画出演となる『サンセット・サンライズ』(1月17日公開)の完成披露試写会でも天然さを見せていました。役柄についてMCから振られると、井上はボーっとしていたようで、『あれ、どんな役柄でしたっけ私……』と思わずつぶやいてしまい、共演の菅田将暉や三宅健から突っ込まれていました。また、以前『バナナマンのせっかくグルメ!!新春SP』に出演した際は、つけ麺のお店に向かう途中で『つけ麺、つけ麺!』と口ずさんでみたり、料理が出てくるまで机を手でトントンたたいてみたり、無邪気で天真らんまんな素顔が垣間見えました。井上は明治大学卒の才女ゆえ、指示されたことへの飲み込みが早く、性格もおだやかだそうです。現場ではいつも笑顔で対応し、スタッフからもかなり好感を持たれているようです」(民放ドラマ制作スタッフ) 個人でSNSを一切やっていないことも井上の「神秘性」を高めている。前掲の「さんまのまんま」でも、SNSをしない理由について「隠しているほうが楽しいじゃないですか」とプライベートは隠しておきたいという本音を吐露していた。 芸能評論家の三杉武氏は井上についてこう述べる。 「井上さんといえば、子役から俳優に転身後に数多くの映画やドラマ、舞台、CMで活躍してきました。その卓越した演技力で重いテーマのシリアスな作品からコメディー、現代劇はもちろん、時代劇に至るまで作風やジャンルに捉われず幅広い作品で存在感を放っています。また、『おひさま』で主演を務めた年にはNHK紅白歌合戦の司会を担当し、お茶の間の人気が最高潮に達しました。一方、私生活では売れっ子女優として多忙な日々を過ごす中、留年することなく4年間で大学を卒業するなど、真面目で努力家のイメージもあります。確かな演技力で主演にこだわらず幅広い作品に順応できる方なので、マイペースな活動を続けつつ今後も変わらぬ活躍が見られるのではないでしょうか」 アラフォーとなった井上が表舞台に復帰するのを楽しみに待ちたい。 (高梨歩)
高梨歩