【広島】森下が今季最長8回115球0封で5勝目 「仲がいい」日本ハムのエースに投げ勝った
◆日本生命セ・パ交流戦 広島6-0日本ハム(5日・マツダ) 森下が、チームの今季最長5連敗を止めた。ともに今季最多で最長の8回115球で5安打無四球無失点。9回はリリーフにマウンドを譲ったが、5勝目を手にし「伊藤大海くんと仲がいい。いい投げ合いができて良かった」と、笑みをこぼした。 伊藤とは今回の登板が決まってすぐに連絡を取り合い、この日の登板前も言葉を交わした。初回失点の後を踏ん張っていた相手の好投が「刺激になった」と投げ合いを制した。5月22日の本拠・阪神戦から19イニング連続無失点で防御率1・16はリーグトップに浮上。交流戦は昨年から4戦負けなしの3連勝となった。 打線は、完封負け翌日の秋山の初回先頭打者初球弾から6得点。2点目以降は敵失と犠飛2本などで追加点。55イニング連続の適時打なしに伸びたが、それでも勝った。「いい攻撃だった」と新井監督。首位・巨人に0・5ゲーム差とし、指揮官の通算100勝に王手となった。(畑中 祐司)
報知新聞社