小鳥たちの巣作りサポート 長野・戸隠の生徒が巣箱かけ
巣箱の取り付けの後、NPO法人戸隠森林植物園ボランティアの会の理事で自然観察インストラクターの羽田収さん(78)=長野市=が、戸隠の自然について野外講義。「世界には9000種の野鳥がいて、長野県には300種、ここ戸隠には117種います」「ヒヨドリは木の実などを丸ごとのんで移動先で種を落とし、森づくりの手伝いをしています」などと話しました。卵を産む産座を快適にするために鳥たちはコケのほかに動物の毛や植物の「ゼンマイ」に生えている産毛のような柔らかい毛を持ち込んでくるという説明も関心を集めていました。
--------------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元テレビでニュース解説