目標が達成できなかったら黒髪・ネイル禁止 / 師弟の絆・向井美鈴&野田彩加インタビュー
ファンは喜ぶけど…カメラポーズにダメ出し!?
向井:師弟になってだいぶ経つけど、あんまりレース場で一緒になることがないんですよね。特に直してほしいところとかはないけど、あえて直してとしたら、ほらこの人アイドルレーサーなんで、よくカメラに向かってポーズ取るんですけど(笑)。それを注意してるくらいです。別に直してほしいとかじゃないんですけど。 野田:私もヤバいと思って、最近はカメラにもほぼ映らないようにしています。 向井:いやいや、このあいだ見たし。またこの人やりよるわって思って。 野田:えー、でもそれ1人じゃなかったですよね? 向井:いや、1人。ほんとに 野田:ウソだ…。 向井:ほんとに。私、野田ちゃんがこうやって(キュンの)ポーズ取るの、病気と思ってるんです(笑)。でもバカにしてるわけじゃなくて、ファンのためにはやってほしいんですけど。 野田:ウソだ…。めっちゃ控えてるのに…。 向井:控えんでいい、控えんでいい。ファンは求めとるけん。でも私は注意するけど(笑)。 野田:私が向井さんに直してほしいところは…、ありません(笑)。
仕事にすごく熱心な師匠 人を全く褒めない女?
野田:向井さんは仕事に対して熱心な方で、見ているだけでも伝わってきます。私も見習わないといけないところです。 向井:例えば具体的にどんなふうに? 野田:プロペラとかダメだったらすぐ違う形にしたり、とにかく行動が早い! レース前とか最後まで調整をしてる。 向井:壊れていくのに(笑)。どんどん悪くしてるけどね。しつこいんよね(笑)。 野田:1走1走に対する思いが、見て伝わってきます(笑)。 向井:私がやってることがいいかどうかは分からないんですけど、私はレースに行って後悔したくないので、そうやってるだけで、それが野田ちゃんに合うかどうかは分からない。するかしないかは自分で決めてほしいかな。でも一生懸命はしてほしい。最近はレース場で会ってないからあまり分からないけど、レースに対する意欲は以前より出てきたかなって思う。デビューしたての頃は、レースが終わって悔しそうに唇をかんだりしてたけど、その時だけで、次の行動は移ってなかった。出番は1Rで終わってるのに、9Rになっても試運転や練習をするとか。今はすぐ行動するようになってるので、ちょっと成長したのかなって思う。 野田:私、向井さんに褒められたことないですよね…。 向井:私自身があまり人を褒めないからね(笑)。 野田:「いいんじゃない?」って言われるのは、褒められたに入ってます? 向井:フフフッ(笑)。でもあんまり褒めないけど、もちろんちゃんと褒める時もある。スゴいって思ったら「スゴいじゃん!」って言うけど、言ったことがないってことは、そういうことなんでしょうね。A2級に上がったことはスゴいことなんですけど、褒めるとそこで足踏みしちゃうし。野田ちゃんは事故さえ減れば、点数は取れると思ってるから。選手としてのステップなので、褒めるのはまだです。てか私、野田ちゃんをいつ褒めるんやろ(笑)。 野田:私の性格を分かってくれてるからですよね(笑)。 向井:いや、知らない(笑)。相性がいいとも思わない(笑)。だって師弟関係じゃなかったら、しゃべってないと思う。タイプが全然違うので。でも師弟とか抜きにしても、その人に合うような教え方をするスタイルです。 野田:でも私のレースを全部見てくれてて、それでアドバイスくださるんで。うれしいです。 向井:その割には「でも」「だって」って言うじゃん。 野田:口ぐせなんです(笑)。