「なんでママと全然違う柄?」貴重なマレーバクの赤ちゃん誕生!親と違った模様のヒミツ【激かわアニマル奇跡の瞬間】
静岡県にある「静岡市立日本平動物園」で2024年7月18日にマレーバクの赤ちゃんが誕生しました。 「絶滅危惧」に区分されているマレーバクの貴重な新たな命のかわいらしい姿を見てみると…? 【写真5枚】貴重!誕生したばかりのマレーバクの赤ちゃんを見る
「絶滅危惧」貴重なマレーバクの赤ちゃん
マレーバクは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにおいて「絶滅危惧」に区分され、また国内のマレーバクも約35頭と少ない貴重な動物。そのうち「静岡市立日本平動物園」で暮らしているのがメスのオリヒメとオスのフタバ、2頭のマレーバクです。 人工保育で育ったオリヒメは人懐っこい性格で、フタバはちょっぴり人見知りながら落ち着いていてマイペースな性格だといいます。 そんな2頭の間に、2024年7月18日、貴重な赤ちゃんが誕生しました。 オリヒメとフタバには、2020年にもメスのナナハ(2022年に愛媛県立とべ動物園へ出園)が誕生しており、2頭目の誕生となります。
赤ちゃんマレーバク模様のヒミツ
まだ一般公開前のあどけない姿を見てみると…気になるのが体の模様。 赤ちゃんは茶色地に白い縞と斑点があるウリ坊で、これは身を守るための保護色になっているんだそう。5~6か月ほどで親と同じ白黒模様に変わるということで今しか見られない貴重な姿なんです。 飼育係の方によると、育児は母親のオリヒメがしていて、赤ちゃんは日に何度かの授乳後、よく寝ているそうで、育児奮闘中のオリヒメは神経質な時期なので、刺激しないように気を付けて見守り、仕草も観察していくとのこと。 赤ちゃんの公開については、今後の母子の体調を考慮しつつ時期を決定し、静岡市立日本平動物園のHPでお知らせされるそうです。
めざましmedia編集部