井上尚弥 ESPN中継で”ネクストモンスター”に言及 「対戦相手候補の1人として楽しみ」
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（31＝大橋）が8日（日本時間9日）、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデン・ザ・シアターで、契約するトップランクの主催興行を観戦した。 興行中には米スポーツ専門局「ESPN」の中継にも出演。司会者から10人の世界チャンピオンがいる日本ボクシング界の現状を問われると「近年日本のレベルも上がっている。リスペクトされているのも感じている」とコメント。自身が思う現役最高の選手については「やっぱり自分が（パウンド・フォー・パウンド）1位に返り咲くことが大事」とした上で「（昨年7月の）クロフォード―スペンス戦が印象に残っている」と話した。 また米専門誌リング・マガジンのPFP10位にランクインするWBC世界バンタム級王者・中谷潤人（26＝M・T）についても言及。司会者からスーパーバンタム級での対戦の可能性を問われると「今の時点でもいい選手だし、この先対戦相手候補の1人として楽しみな選手」と”ネクストモンスター”を評価。自身のフェザー級転級についても「上げるときが来たらそれも案の1つ。しっかりフェザー級の体になったときに考える」と明かした。
