【HEAT】アビラルがKO防衛、怒涛のラッシュで平山迅を撃破!
格闘技イベント『HEAT 53』 2024年4月27日(土)名古屋国際会議場イベントホール ▼第 10 試合 HEAT KICK ミドル級タイトルマッチ 3 分 5R 〇アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場) TKO 4R1分41秒 ●平山迅(TEAM ONE) ※アビラルが4度目の王座防衛に成功 【動画】アビラルがパンチ連打で平山をKOする瞬間! アビラルは20年1月にHEATミドル級王座を奪取し、同年12月にK-1初参戦すると、木村ミノルにダウンを奪う好勝負を展開した(試合はTKO負け)。昨年8月、ヤン・チャンウォンにKO勝利して王座を防衛するも、12月のK-1では璃久に判定負けを喫している。 対する平山は一撃の強打を武器にK-1、Krushで木村ミノルや山崎秀晃らと数々の激闘を演じ、20年には不可思にも勝利。しかし、その後はK-1を脱退しNARIAGARIで活躍。昨年12月にYOHANとの試合が組まれるも、腰のヘルニアでドクターストップがかかり欠場となっていた。 試合は1R、ジリジリとプレッシャーをかけるアビラルが左ジャブを突いていき、平山はボディ打ち、右ローを返す。ラウンド終盤、両者打ち合いとなりアビラルの右の打ち下ろしから左フックがヒットする。 2R、ローの蹴り合いから平山の右がヒット、動きが鈍くなったアビラルに平山が攻め込む。しかし、今度はアビラルのワンツーが平山を捉えてそこから連打、左ボディで平山はうずくまるようにダウン。残り10秒、立ち上がる平山にアビラルがラッシュを仕掛け、左ボディで平山は再度ダウン。何とか立ち上がりここでラウンド終了。 3R、取り返したい平山は前に出るが、アビラルは左ボディから左フック、平山がカウンターを合わせアビラルはバランスを崩す。アビラルの強打が当たりコーナーに詰めるが、平山もパンチを返す。左ボディ、ヒザ蹴りを放つアビラルに平山は右ストレート、右アッパーを入れて息を吹き返す。 4Rも同様に圧をかける平山、左フックでアビラルの顎を跳ね上げる。アビラルはジャブ、右ハイキックで応戦。さらに左ボディで平山の動きを止め、コーナー際でパンチを畳み掛ける!動けない平山を見てレフェリーが試合を止めた。 勝利したアビラルは「応援ありがとうございました。12月にK-1で負けたんですけど、地元のHEATで勝てて最高です。これからも盛り上がる試合どんどんしていくので、応援よろしくお願いします」とコメントした。