FC町田ゼルビア、SNS上での誹謗中傷について声明発表。断固とした対応へ「風評被害で多大な経済的損失」「看過できない」
町田が誹謗中傷に関しての対応について声明を発表
J1・FC町田ゼルビアは29日、クラブの公式サイトを通してクラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷に関する声明を発表した。公式サイトで発表された声明には、「今後、厳正な処置を取る所存です」と、誹謗中傷に対してクラブが法的措置も視野に入れた、断固とした対応で臨むことを発表している。 【最新順位表】2024明治安田Jリーグ J1・J2・J3全60クラブ クラブが発表した声明は以下のとおり。 「弊クラブ及び所属選手・スタッフに対して、SNSなどにて悪意ある誹謗中傷が多発している件について、今後の方針をお知らせいたします。 現在、悪意ある誹謗中傷から派生した風評被害によって、クラブとして多大な経済的損失を受けております。また、所属している選手・スタッフとその家族など、個人への精神的な被害は既に甚大であり、これ以上看過することはできません。 今後、SNSへの書き込み等について、一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、然るべき法的措置を取って参ります。この件につきまして、FC町田ゼルビアでは、厳正な処置を取る所存です。ファン・サポーターの皆様におかれましても、節度ある行動を宜しくお願いします」 Jリーグでは、近年SNSなどを通じてクラブや選手に対する誹謗中傷が増加。各クラブも、法的措置を視野に入れて対応する旨の声明を発表することが増えているなど、リーグ全体の問題となっている状況だ。町田ゼルビア以外にも、名古屋グランパスやV・ファーレン長崎、横浜FCなどが試合後の選手やクラブに対する誹謗中傷があったとして法的措置も含めた対応を取るという声明を今季発表していた。
フットボールチャンネル編集部