ジョルディ・クライフ氏が初めてヤマルを見た時の衝撃を語る 今日の活躍には父ヨハンの金言の影響あり!?
当時の監督シャビも唸る才能
2023年6月までバルセロナのスポーツディレクターを務め、現在はサッカー解説者のジョルディ・クライフ氏が、ラミン・ヤマルを初めて見た時の興味深い秘話を明かした。 [動画]モナコvsバルセロナ ハイライト その話が語られたのは、『Movistar Plus』のサッカー中継での一幕。クライフ氏は解説者として番組に出演し、当時15歳のヤマルが、初めてトップチームのトレーニングセッションに参加した時のことを鮮明に覚えていると述べた。当時そのトレーニングを一緒に見ていたシャビ・エルナンデス監督が、開始5分後には、クライフ氏に向かって「この少年は特別だ」と語ったという。 そしてシャビ監督の言葉通り、その時点でヤマルの才能が人並み外れていることは誰が見ても明らかだったようで、クライフ氏は続けてこう話した。 「ベテラン選手たちの反応を覚えている。ヤマルが初めてボールに触れた時、みんな目を見開いて『違う』と言った」 このチームの注目に対し、クライフ氏は父ヨハン・クライフ氏のアドバイスで「バルサにとって鍵となるのは、最高のサッカー選手が自分の仕事を楽しみ続けられることだ」という言葉を思い出したという。そして周囲には「私たちはヤマルにプレッシャーを与えるのではなく、安心させなければならない。サッカーを楽しませてやろう」と伝えたそう。 こうして大事に育てた苗はわずか2年で開花した。今シーズンのリーグ戦では、チームの原動力となり3ゴール4アシストを記録。先日のモナコ戦では、チャンピオンズリーグ初ゴールも決め、ますます波に乗っていくに違いない。クライフ氏も彼の大車輪の活躍に、さぞご満悦に違いない。
構成/ザ・ワールド編集部
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