「サプライズ!」パリ五輪代表・佐藤水菜がガールズケイリン通算200勝 今節終了後は再び世界の舞台へ戻る
前橋競輪のナイター「山口シネマ杯(F2)」は15日、2日目を迎える。14日に7レースのガールズ予選を走り、通算200勝を決めた佐藤水菜(25歳・神奈川=114期)に話を聞いた。 圧巻の走りで通算200勝を決めた佐藤水菜。参加メンバーから祝福され記念撮影をすると、本人は「サプライズ!」と涙目に。パリ五輪は悔しい結果だったが、来月には、デンマークで世界選手権が行われ、国内を走る姿は当分見られない。 また、世界の強豪との闘いになる。 「こうして、今の自分があるのはナショナルチームの手厚いサポートがあるから。トレーニング環境や、ウエイトトレのメニューなど全部考えてくれる。もちろん、自分で自発的にやらないといけないこともある。食事は自炊だし、美味しいものというより、体に良いものを作って基本的に節制している。ただ、自分を追い込みすぎるとメンタルがやられるので、そこは過去の経験で自分をコントロールできるようになってきた」 独特の感性から“サトミナワールド”を感じる一面もあったが、今では日本を代表する立派なアスリートだ。(町田洋一)