台風17号小笠原に最接近 全国的に1日（火）以降も気温高く 台風18号の動きにも注意を
きょう（月）午後は、東・西日本の太平洋側を中心に、雨や雷雨となる所がある見込み。台風17号が昼過ぎにかけて最接近する小笠原諸島は、土砂災害や高波、強風に注意・警戒が必要となる。きょう（月）は関東でそれほど気温が上がらないが、東海から西は30℃以上の真夏日の所がありそうだ。あす1日（火）は、暑い範囲がさらに広がる見通し。
気温高い
湿った空気の流れ込みや上空寒気の影響で、きょう（月）午後は東・西日本の太平洋側で雲が多めで、一部でにわか雨や雷雨となる見込み。東海から西は気温が30℃を超える所があり、九州は多くの地点で真夏日になりそうだ。あす1日（火）はさらに気温の高くなる地域が多く、関東の内陸でも30℃を超える所がある見通し。
台風17号北上
台風17号は、きょう（月）昼過ぎにかけて、小笠原諸島に最も近づき、その後は小笠原近海から日本の東を北上する見込み。小笠原諸島はきょう（月）は、土砂災害やうねりを伴った高波に注意・警戒し、強風に注意が必要だ。伊豆諸島はあす（火）にかけて、土砂災害に注意・警戒が必要となる。関東の沿岸でもあす（火）の午後は、雨や風の強まる所がある見込み。
非常に強い台風18号
大型で非常に強い台風18号は、3日（木）には暴風域を伴い沖縄に接近するおそれがある。沖縄は八重山地方を中心に、2日（水）～4日（金）ごろにかけて高波に、3日（木）は暴風に警戒が必要で、台風の進路によっては、3日（木）は警報級の大雨や高潮のおそれもある。台風18号は週末にかけて北上を続け、西日本も少なからず影響を受ける可能性がある。
秋風吹かない
あす（火）は晴れる地域が多いが、気温が高い見込み。2日（水）以降は、すっきりしない天気の所が多くなりそうだ。西日本、とくに九州は2日（水）～3日（木）雨量が多くなる見通し。今週は南風の吹き込みで全国的に気温が高く、週末にかけて10月らしからぬ湿気の多さを実感することになりそうだ。 （気象予報士・高橋和也）
