「プロ初勝利を完封で飾ったのは自信になったが…」先発転向した西武2年目右腕、アップ査定も笑顔が少なかった理由
西武の青山美夏人投手(24)が5日、埼玉県所沢市内の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、150万円増の1550万円(金額は推定)でサインした。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 2年目の今季は中継ぎから先発に転向して6試合で1勝4敗。7月17日のオリックス戦(ベルーナドーム)で3安打完封してプロ初勝利を飾った。 更改後に会見し「プロ初勝利を完封で飾れたのは自信になったが、その後の2試合でふがいない成績だった。終盤に体調不良になったのも残念だった」と微増での更改に笑顔は少なかった。 来季も先発での登板を希望する。「特別に真っすぐが速いわけではないので緩いカーブを使うなど緩急をつけた投球をしたい。今季は投球回数が増えたことで疲労が抜けないことがあったので(オフに)投げる体力をつけたい。来季は、先発で10試合以上に投げ、先発ローテにくい込んでいきたい」と今年を上回る目標を口にした。
西日本新聞社