堂島取引所のコメ指数先物、政府が本上場を認可する方針
堂島取引所(大阪市)が申請していたコメの指数先物の本上場について、政府は認可する方針を固めた。21日に自民党の部会に諮ったうえで最終決定する。多様な銘柄をまとめて数値化して対象とすることで、同取引所は幅広い事業者の参加を呼び込む考えだ。 【写真】堂島取引所の外観=2024年6月20日、大阪市西区阿波座1丁目、野口陽撮影 同取引所が今年2月、コメの指数先物の上場を農林水産相と経済産業相に認可を申請。十分な取引量が見込めるか、コメの流通を円滑にするために適当かといったことが検討されてきた。 先物取引では、豊作や凶作で値段が動いても、事前に決めた価格で取引できるため、農家や飲食店を営む企業が価格変動のリスクを抑えることができる。
朝日新聞社