初出場の16歳やった!!内田心菜が2位 優勝の滝澤に2打及ばずも「1日楽しく回れた」来年の「フジサンケイ…」マンデー出場権ゲット/サンスポ女子アマ
TOMAS CUP 第41回全日本サンスポ女子アマゴルフ選手権最終日(13日、静岡カントリー浜岡コース&ホテル小笠コース=6279ヤード、パー72)11位から出た内田心菜(16)=愛知・岡崎城西高1年=が7バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算5アンダーで2位に入った。3位の秋田光梨(18)=大阪・好文学園女子高卒、三原舞紀(17)=千葉・成美学園高2年=とともに、来年の「フジサンケイレディスクラシック」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)出場権を手にした。 初出場の内田が、2位に食い込んだ。優勝の滝澤には2打及ばなかったが、表情は明るかった。 「1日楽しく回れた。ドライバーはあまり良くなかったけど、ショットとパットがよかった」 アイアンショットがさえ、5つのパー3全てでバーディー。終盤の17番(パー5)でボギーをたたいたが「絶対最終ホールでバーディーを取る」と集中。その18番(パー4)は、残り139ヤードの第2打を8番アイアンでベタピンにつけてバーディーを奪った。 愛知・岡崎城西高に入学した直後だった、今年4月の「中部女子学生選手権」で優勝するなど成長中。憧れは今季初の年間女王となった竹田麗央で「攻め方がかっこいい」と目を輝かせる。今年5月の「ブリヂストンレディス」でツアー初出場。2日間通算18オーバーの最下位で予選落ちしたが、第2日の自身の競技後、この大会で優勝する竹田の組につき、プレーを目に焼き付けた。 来年のマンデートーナメントを突破すれば、2度目のツアー出場がかなう。「(会場の)川奈はきれいなイメージ。頑張りたいです」と言葉に力を込めた。(阿部慎) ■内田 心菜(うちだ・ここな) 2008(平成20年)年11月4日生まれ、16歳。愛知・岡崎市出身。8歳でゴルフを始める。同市立東海中3年時の23年「全国中学校選手権」2位。岡崎城西高に進学し、今年4月の「中部女子学生選手権」優勝。ドライバーの平均飛距離250ヤード。家族は父・大成さん、母・志保さん、弟・凱亜くん。164センチ。