テスラが右ハンドル仕様を廃止……の代わりに「マジックハンド」を配布ってマジ!? ハイテクテスラのローテクアイテムに衝撃!!
マジックハンドを配布
が、それでも納得いかないのか「左ハンドル上等!」とキャンセルしなかったユーザーも少数ながら存在。ここに、テスラの悪ふざけなのか、本気なのか「マジックハンド」が登場したのです。 The Reacher(リーチャー:届く、みたいな意)と名付けられたマジックハンドは、前述のとおり日本では左ハンドル車ユーザーだけでなく、いたずら小僧などにもお馴染みのグッズ。ですが、イギリスではわりと新鮮だったらしく、いち早くツイートしたトニー・ウッツ氏は万バズ(笑)。また、英国テスラ・オーナーズクラブでは悲喜こもごもなコメントが寄せられていますが、どういうわけかウッツ氏と同様に好意的な受け止めをしている方が大半なようです。 とはいえ、オーストラリアをはじめ、左ハンドル車に乗るには法的な障壁が存在する国もあるわけで、実際オーストラリアではリーチャーは認められることもなく、テスラのディーラーでの販売(笑)もなされていない模様。つまりは「泣き寝入り」が迫られているわけで「まったく、テスラってやつは……」てな具合かと。せっかくの予約、納車待ちだったのでしょうが、ここはコンパクトモデルの3やYへの変更を余儀なくされそうです。 なお、英国内ではすでにモデルS&X(右ハンドル仕様)の中古車価格がじわじわと上がっているとのこと。個人的には中古EVなんてお金をもらっても乗りたくないものですが、そんなにマジックハンドを使うのが恥ずかしいのですかね(笑)。
石橋 寛