東京・練馬の強盗致傷事件でバールと金づち購入、容疑で２８歳男を逮捕…逮捕者６人に
東京都練馬区の住宅で９月２８日に発生した強盗致傷事件に関与したとして、警視庁は４日、埼玉県富士見市、無職の男（２８）を強盗致傷ほう助と住居侵入ほう助容疑で逮捕したと発表した。この事件の逮捕者は６人目。 【図表】防犯対策のポイント…侵入までの「時間稼ぎ」重要
発表によると、男は事件前日の９月２７日午後６時頃、千葉県鎌ヶ谷市のホームセンターでバールと金づちを１本ずつ購入し、同７時半頃に東京駅のコインロッカーに入れて実行役に渡し、強盗の手助けをした疑い。逮捕は今月２日。
調べに対し、Ｘ（旧ツイッター）の「荷物運び 高額報酬」の求人に応募し、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示されたと供述。「闇バイトだと思ったが、指示役に脅されて逃げられなかった」と説明しているという。
練馬区の住宅には、実行役らが１階の窓ガラスを割って侵入し、住人の親子に暴行を加えていた。この際、男が購入したバールと金づちを使っていたという。実行役らが移動に使ったトラックの車内から、バールなどを購入した際のレシートが見つかり、男が浮上した。
