稲垣吾郎、憧れの人物明かす「僕はどっちかというとポーカーフェイス気味」クリスマスイブに主演舞台100公演目達成【No.9-不滅の旋律-】
【モデルプレス=2024/12/24】俳優の稲垣吾郎が24日、都内で行われた主演舞台「No.9-不滅の旋律-」の囲み取材会に剛力彩芽、演出の白井晃氏とともに出席。憧れの人物を明かした。 【写真】稲垣吾郎が演じた憧れの人物 ◆稲垣吾郎主演「No.9-不滅の旋律-」 音楽の進化&深化を数十年早めたといわれる、ドイツの音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの苦悩の人生と創作の深層に迫った本作。2015年に初演され、好評を博して2018年、2020年と上演。今年で4年ぶり4度目の再公演となった。 ◆稲垣吾郎、主演舞台がクリスマスイブに100公演目達成 今回で4度目のベートーヴェン役となる稲垣は「4回目になると前回、前々回の成功体験をなぞる形はよくない。マンネリ化してきちゃうし、何度か観てくれているお客さんもいらっしゃるので、新しいものを壊して作る感覚でいる」と気持ちを引き締めた。舞台は4年ぶりとなるが「ベートーヴェンスイッチのリモコンがオフになっていても主電源がオフになっていない感じ。常に自分の中にベートーヴェンの火種みたいなのがある。そういう感覚で、今回また蘇っている」と説明。「ベートヴェンの深みが出てきているといいのですが、それはみなさんに観ていただいて決めてもらいたい」と語った。 また、クリスマスイブとなる12月24日には100公演目と節目を迎えた。稲垣は「嬉しいです。感謝の気持でいっぱい。計算したら10万人以上のお客さんが観ていることになる。途中コロナで制限もあったけど10万と考えるとすごいですね。今回も、毎日幸せにいっぱいのお客さんも来ていただいているので、ベートーヴェンを大切に演じています」と足を運んだファンに感謝した。 何か特別な演出があるのかという質問には、稲垣が隣にいる剛力に向かって「彩芽ちゃんサンタの帽子かぶるの?」とお茶目に振りつつ「もしかしたらあるかもしれないですね。ただ、毎回同じものを観ていただくようにやっているので…。でも今日はクリスマスですね、気持ちの部分で違うところがあるかもしれない」とした。 ◆稲垣吾郎、“真逆”のベートーヴェンに憧れ 舞台の魅力については「この作品はお客さんと一体になって音楽を奏でているような気がする。いつも舞台で感動しています。それはベートーヴェンの音楽の力が大きいし、何度やっても『第九』が流れるとぞわっとする。音楽の力すごい」とコメント。演じるベートーヴェンは「いつも感情をむき出しにして、情熱的に生きている人間」といい、「僕はどっちかというとポーカーフェイス気味で隠すタイプ。だからこういう人には憧れがある。舞台上で気持ちいいです、普段自分ではできないので。一生分怒っているので(笑)」と役とのギャップを紹介した。 さらに、稲垣の代表作になったと報道陣から声をかけられると、「そう言ってもらえて嬉しい。僕にとっても大切な作品」とにっこり。今回100公演目となったが、「この先どのくらい続けたいのか?」との問いには「やれる限りずっと続けていきたい。もちろんこのメンバーで。それは思いとしてずっとある。やれる自信もありますし。(100公演は)1つの通過点」と宣言した。 本作は12月31日まで東京国際フォーラムで上演され、その後、久留米シティプラザ、オリックス劇場、アクトシティ浜松も巡る。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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