東京発祥といわれるカレーうどんが、なぜ「名古屋めし」に? 名古屋の人気カレーうどん店「若鯱家」のトロトロスープの秘密に迫る!
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は、「名古屋・栄」発祥のカレーうどんチェーン「若鯱家」に103時間密着!人気の秘密に迫ります!
厨房で驚きの光景!? カレースープに"とろみ"の秘密とは
創業37年の若鯱家は、愛知・岐阜・三重に33店舗を展開。東京・神奈川など関東にも8店舗が進出しています。 麺メニューは20種類。人気トップ5は、1位・カレーうどん、2位・味噌煮込うどん、3位・ちびっこうどん(温)、4位・カレー煮込うどん、5位・カレー麻婆うどん。他にも、ハバネロの辛さが強烈な「黒辛カレーうどん」、辛さ控えめ、まろやかな「白まろカレーうどん」なども。 また、ロースカツ、揚げもちなど、カレーに合う14種類のトッピングがあります。人気1位は、チーズ。辛さが苦手な人でも、まろやかになると好評です。 そんな若鯱家のカレーうどんの特徴は、モチモチとした極太麺と、麺によく絡むとろみのあるスープ。高橋雅大副社長によると、極太麺はルゥに合うカレーうどん専用の麺とのこと。 スープは、注文が入ってから一杯ずつ手作りします。鍋に入れるのは、ムロアジなど魚介を使った和風ダシと鶏ガラスープ。2種類のスープを合わせることで奥深い味わいになります。続いて、独自に配合した秘伝のカレー粉を入れます。驚くことに、片栗粉や小麦粉は入れず、2つのダシとスパイスだけでトロトロのカレースープが作られていました! カレー粉を入れた後、お菓子作りなどで使うホイッパーで、ものすごい速さでかき混ぜます!1杯につき200回以上混ぜる「高速混ぜ」!最初はシャビシャビですが、ひたすらかき混ぜ続けると、約1分後にはトロトロに!内側から外側へ、外側から内側へと、混ぜ方を変えながらカレー粉を溶かしていきます。微妙な温度の差や、カレー粉を溶かすスピードの違いで、味やとろみ具合も変わってしまうので、「人の感覚がすごく大事」とのこと。